2006年03月03日

アイアン (Iron)鉄

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成分:Fe
硬さ:4
産地:ロシア

もっとも普通の金属元素で、硫化物や酸化物などの化合物として産出する事が多く、単体の鉄としては玄武岩中や、蛇紋岩の際脈中に細かい粒子状でみることができます。
 等軸晶系ですが、結晶体では見られず、色は鉄黒色で勒性および磁性がとても強い鉱物です。
 宝石学上からみる鉄は、宝石の着色に関係のある主な8つの遷移元祖の一つで、多かれ少なかれ各種の宝石に含有されていますが、往々にして本来の宝石の色を濃色か暗色にするマイナスの要因になっています。
鉄分着色の宝石は、アクアマリン、トルマリン「電気石」、クリソベリル、「金緑石」、ジェダイト「ヒスイ輝石」アメジスト「紫水晶」ペリドット「橄欖石」アルマンディン、「鉄ばん柘榴石」などです。
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アイオライト(Iolite)「菫青石」

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成分:Mg2AI4Si5O18
硬さ:7〜7.5
産地:インド

鉱物学上ではコーディライトと言い、これはこの鉱物の研究者でフランスの地質学者のP.L.ACordierの名前にちなんで命名されました。花崗岩質の岩石中や安山岩の孔隙中、接触粘板岩中または結晶片岩中などの火成作用の産物として見られる鉱物。
斜方晶系に属した短柱状結晶体や双晶などで発見される他、塊状や粒状などでも産出します。
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アカンサイト(Acanthite)「針銀鉱」

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成分:Ag2S
硬さ:2〜2.5
産地:メキシコ

熱水鉱脈で、シルバー「自然銀」やプルースタイト「淡紅銀鉱」などと一緒に生成する硫化鉱物の一つです。
アルゲンタイト「輝銀石」とは同質異像鉱物で、これは、結晶のできる温度が173℃を境として、それ以上の温度でできるものをアルゲンタイトと呼び、それ以下の温度で出来るものをこの鉱物としています。また、アルゲンタイトの化粧は等軸晶系ですが、この鉱物の結晶は斜方晶系となり、したがって、常温ではアルゲンタイトの結晶の形は残っていても、すべてこの鉱物にかわってしまい、反射顕微鏡でみると多くが葉片状で見られます。
通常は、糸状や針状の結晶で、色は鉛灰色や鉄黒色のものなどがあり、条痕は黒色です。
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アキシナイト(Axinite)「斧石」

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成分:CA2Fe2+Al2Bsi4O15
硬さ:6.5〜7
産地:U.S.A

アキシナイトとはグループ名のことで、成分によって4種類に分類されいますが、一番普通に産出されるフェロアキシナイト「鉄斧石」を指してアキシナイトとするのを通常にしています。接触変成作用を受けた石灰石岩中に生成します。
三斜晶系に属する稜の鋭い結晶や卓状の結晶をつくり、他には塊状や葉片状のものもあります。
色は。帯赤褐色や黄色、青色無色。紫色、灰色などで、条痕は無色です。透明ないし半透明でガラス光沢をもちます。

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アクアマリン

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成分:Be3AlSi6O18
硬さ:7.5〜8
産地:ブラジル

 ベリル「緑柱石」の一種で、淡い青色から深い青色までの海水青色のものをいいます。
ペグマイトや花崗岩、一部の広域変成岩中に生成し、六方晶系に属する長柱状結晶体や短柱状結晶体などで発見されます。
 この鉱物の青色は、中に混入された鉄元素の作用によって着色されたもので、条痕は白色です。
透明又は半透明でガラス光沢をもち、劈開は不明瞭です。産出原石のほとんどは、緑色味を除いてよい青色とするための色改善の熱処理が行われます。
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アクチノライト「緑閃石(陽起石)」

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成分:Ca2(MgFe2+)5Si8O22(OH)2
硬さ:5〜6
産地:U.S.A

アンフィボール「角閃石」グループの一種で、塩基性火成岩が変成作用を受けた片岩や角閃石岩中に生成します。
短斜晶系に属して、輝石よりも、長い柱状の結晶体で発見されたり、針状、繊維状の結晶の平行集合体で見られたりします。なお、その繊維状集合体の繊維が顕微鏡的な微小のスケールになり、肉眼的に緻密な塊状となったものをネフライト「軟玉」と言っています。
色は、淡緑色や、濃緑色、黒色のものなどがあり、条痕は白色です。半透明で鈍いガラス光沢をもちます。
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アゲート(Agate)「瑪瑙」

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成分:SiO2
硬さ:6.5〜7
産地:ブラジル

岩石の空隙中に層状に沈殿したり、また、その崩壊によって生じた砂礫中に産出する鉱物。石英の顕微鏡的な結晶が集まって塊状になっているものをカルセドニー「玉髄」と言い、その中でも、珪酸沈殿の状態で組織に粗密ができて縞模様になったり紅色になったものをこの鉱物としています、潜晶質のために着色処理が可能で、赤色、緑色、青色、黄色、黒色などさまざまな色に着色されます。
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アストロフィライト(Astrophylite)「星葉石」

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成分:(K,Na)3(Fe2+,Mn)2Ti2Si8O24(O,OH)7
硬さ:3
産地:U.S.A

アストロアイト、アストロライトとも言い、類似した6種を含んだグループ名でもあります。
火成岩、とくに中性の粗粒岩である閃長石空洞に生成します。
三斜晶系に属する柱状や刃状、葉片状などの結晶体で見られ、それらが放射状に集合して星のように見えることもあります。色は、古銅黄色ないしは黄金黄色のものがあり、条痕は淡い帯緑褐色をしめします。
薄片状のものは透明感があり、やや金属光沢ないし真珠光沢をもっています。
劈開は、マイカ「雲母」と同様の一方向に完全で、層の一枚一枚がはがれ、しかしその薄い裂片は脆弱です。
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アズライト(Azurite)「藍銅鉱」

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成分:Cu32+(CO3)2(OH)2
硬さ:3.5〜4
産地:U.S.A

銅鉱床の酸化帯に、リモナイト「褐鉄鉱」およびマラカイト「孔雀石」を伴って産出する鉱物。また、そのマラカイトとは、よく混合して見られることがあり、それをアズロマラカイトと呼んでいます。
単斜晶系に属する柱状や卓状結晶体で、発見され、他には塊状や団塊状、鍾乳状、土状の晶癖をもつものもあります。
色はたいてい藍青色(アズール・ブルー)で、条痕は淡青色を示します。
透明から不透明で、断口は貝殻状を示します。
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アタカマイト(Atacamite)「アタカマ石」

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成分:Cu2Cl(OH)3
硬さ:3〜3.5
産地:チリ

塩分のある乾燥地帯で、銅鉱の酸化によってできる二次鉱物。砂漠の銅鉱床中の上部や、火山の溶岩の表面などに産出します。
斜方晶系に属する細柱状の結晶体や、それらが放射状に集合したものなどで多く見られ、その他には塊状や粒状でも発見されることもあります。
色は、含有された銅の作用で、輝緑色や緑色、暗緑色となり、条痕は淡緑色を示します。
透明のものと半透明のものがあり、金剛光沢に近いガラス光沢を持っています。
劈開は一方向に完全で、断口は貝殻状です。
名称は、主産地のチリのアタカマ砂漠にちなんで命名されました。

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アダマイト(Adamite)「アダム石」

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成分:Zn2(ASO4)(OH)
硬さ:3.5
産地:メキシコ

鉱脈の酸化帯に、カルサイト「方解石」やリモナイト「褐鉄鉱」、マラカイト「孔雀石」などと一緒に生成します。
斜方晶系または単斜晶系に属して、多くは中将、板状、貝殻状、放射状などの集合体となり、また、一個一個の結晶で見られることもあります。
色は無色や青緑色、黄緑色のものがあり、まれには赤紫色のものが発見されることもあります。また、銅を含むものは輝緑色コルバイトを含むものは菫色、ないしバラ色を示し、条痕は白色です。
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アデュラリア (Adularia)「氷長石」

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成分:KAlSi3O8
硬さ:6
産地:スイス

オーソクレース「正長石」の一種で、第三紀火山岩に伴う鉱脈の金、銀鉱の脈石として産出することが多い鉱物。
単斜晶系に属した菱面体によく似た小結晶体で見られ、それが、時には数センチメートルから10センチメートルを超える立派な結晶のものもあります。また、単結晶もありますが、双晶ではマネバッハも発見されています。
白色で透明なものが多く、時には真珠のような光沢をもって、カルサイト「方解石」と間違われることがありますが、 それよりもずっと硬いので、区別がつきます。 この鉱物の中から最初に発見されたムーンストーン「月長石」などに見られる光の効果を称して、アデュラレッセンス」と言われます。
名称は、この鉱物がスイスのAdular産地から産出されたことにちなんで命名されました。
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アナテース(Anatase)「鋭錐石」

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成分:TiO2
硬さ:5.5〜6
産地:U.S.A

変成岩、とくに片岩と片麻岩中に生成し、母岩中のTiO2が熱水によって分泌されたもので、クォーツ「石英」、ブルッカイト「板チタン石」、ルチル「金紅石」、アデュラリア「氷長石」、ヘマタイト「赤鉄鉱」などと一緒にみられることが多い鉱物。 
正方晶系に属した錐上の結晶体で発見される他には、板状結晶体や粒状などでも見ることができます。
色は、青色や淡黄色、赤色、灰色、褐色、黒色で、条痕は無色か白、薄黄色。透明か不透明に近く、金剛光沢をもちます。
結晶の大きさが数ミリ程度と小さく、色も濃くて透明度が希少なため、カット石として用いられることはほとんどありません。
名称は、結晶体の錐面が尖っていることから、ギリシャ語で伸びの意味のanataisに由来します。

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アナルシム(Analcime)「方沸石」

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成分:NaAiSi2O6 ・H2O
硬さ:5〜5.5
産地:U.S.A

ゼオライト「沸石」の一族で、玄武岩質の火成岩中に産し、ソーダライト「方ソーダ石」やネフェリーン「霞石」が変質して出来たものと考えられています。
等軸晶系の偏六面体の結晶でみられることが多く、その他には塊状や粒状などでも発見されることがあります。
色は、無色や白色、灰色、帯黄色、ピンク色のものなどがあり、条痕は、白色、ガラス光沢をもつ透明ないしほぼ不透明石として産出します。
小さな無色透明石がファセット・カットされますが、大きなものはごくまれだとされています。
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アニョライト(Anyolite)

Analcime.jpg

成分:Ca2Al3(SiO4)3(OH)
硬さ:6〜6.5
産地:タンザニア
ゾイサイト「ゆうれん石」の緑色不透明の塊状のものを言います。よく、ルビーの結晶を含むので、ルビー・イン・ゾイサイトとも呼ばれます。
変成岩の成分をなすほかには石英脈やペグマタイロ、数種の鉱床中などに産出します。
斜方晶系に属し、劈開は一方向に完全で、光沢はあまり認められません。
吹管では膨張して熔融し、白色から暗色の泡のある塊となりますが、球状にはなりません。
なお、ルビー・イン・ゾイサイトは、装飾品用の石材としてよく使用されています。名称は、この鉱物の産地がタンザニアで、現地のマサイ族の言葉で緑の意味のanyoliに由来します。
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アパタイト(Apatite)「燐灰石」

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成分:Ca5(PO4)3F
硬さ:5
産地:ブラジル

アパタイトはグループ名で、中でも、普通に見られるものは燐酸カルシウムに弗素が加わったもので、正式には「弗素燐灰石」と言います。また、弗素の代わりに塩素を含んだ塩素燐灰石もあり、この両者はよく混溶しています。
火成岩と変成石灰岩に生成して、広範囲の固溶体系列をつくります。
六方晶系の柱状や板状の結晶体で発見されることが多く、他には球状や腎臓状、塊状などでも見ることができます。
色は、本来は無色や白色ですが、含有される微量のマンガンなどの作用で、赤色や褐色、黄色、菫色、緑色など様々な色となり、条痕は白色を示します。
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アベンチュリン(Aventurine)

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成分:SiO2
硬さ:7
産地:インド

本来は、和名を砂金水晶と言い、ヘマタイト「赤鉄鋼」やゲーサイト「針鉄鉱」の細片結晶のインタルージョンによってキタキタ輝くアベンチュレッセンスを示す赤色や赤褐色のクォーツ「石英」を指し、いわゆるアベンチュリン効果の名称は、この鉱物名より由来しました。
しかし、現在では、本来のアベンチュリン水晶の産出が少ないので、単にアベンチュリン・クォーツと言うときは、産出量の多い、フックサイト「クロム雲母」の微小結晶インクルージョンによって、緑色となったグリーン・アベンチュリン・クォーツを指します。
主産地がインドで、翡翠に似ているため、インド翡翠などとも呼ばれ、装飾品によく使われています。

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アホイト(Ajoite)「アホー石」

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成分:(K,Na)Cu72+AlSi9O24(OH)6・ 3H2O
硬さ:7
産地:南アフリカ

銅を含有した珪酸塩鉱物で、銅鉱床の酸化帯から発見されます。
三斜晶系に属した板状結晶で見られることもありますが、その長さは1mmより小さい結晶体で、多くは塊状で産出します。また、ロック・クリスタル「水晶」やヘマタイト「赤鉄鉱」、リモナイト「褐鉄鉱」パパゴアイト「パパゴ石」などの中にファントムとして存在するものもあります。
色は、淡緑色や 淡空色のものなどがあり、また青緑色を示すものもあります。劈開は一方向に完全です。
名称は、産地であるアメリカのアリゾナ州にあるアホーの地名にちなんで命名されました。

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アポフィライト(Apophylite)「魚眼石」

Apophyllite.jpg

成分:KCa(Si4O10)2(F,OH)・8H2O
硬さ:4.5〜5
産地:インド

カリウム、弗素、水酸基を含む駆るシムの珪酸塩鉱物。
通常は玄武岩またはそれに類似つぃた岩石中の空隙から、各種のゼオライト「沸石」類などと一緒に、また花崗岩や片麻岩の空洞中などに産出します。
正方晶系に属した正方錐形または柱状の結晶体で発見され、柱面には上下に走る条線が確認できます。この柱の方向から見ると、ぼんやりと白く光って見えるところから、日本名が「魚眼石」となったとする説もあります。
色は、無色や白色、灰色などのもの多く、また、時には緑色、黄色、バラ色のものなどがあり、条痕は白色を示します。
名称は、この鉱物が水干分析すると葉状に剥離することから、ギリシャ語で離れるの意味のapoと葉の意味のphyllonに由来します。

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アルバイト(Albite)「曹長石」

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成分:NaAlSi3O8
硬さ:6〜6.5
産地:ブラジル

ブラジオクレース「斜長石」の一種で、ペグマタイト中に産出するのが典型的です。
三斜晶系に属した双晶などで発見されることが多く、これは集片双晶の一種で、薄片状の各部が双晶面と接面を同じくして、何回も繰り返されているもので、特にこの鉱物によく見られることから、アルバイト式双晶と呼ばれています。
色は無色や白色、黄色、ピンク色、灰色、帯緑色のものなどがあり、条痕は白色です。
半透明ないし透明で、ガラス光沢を放ち、二方向に完全な劈開があって、その二つの劈開の角度は約86℃となります。
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