2006年03月18日

ガーネット(Garnet)「柘榴石」

Garnet.jpg

成分: 種類により異なります
硬さ:種類により異なります
産地:種類により異なります

珪酸塩鉱物の類質銅像のグループの名称で、鉱物学的には14種類の鉱物に分けられますが、本書では、以下の6種類について触れています。詳しくは各項目をご覧下さい。

・グロッシュラーライト
 (Grossularite)「灰ばん柘榴石」
・パイロープ
 (Pyrope)「苦ばん柘榴石」
・スペサルタイト
 (Spessartite)「満ばんざくろ石」
・アルマンディン
 (Almandine)「鉄ばん柘榴石」
・アンドラダイト
 (Andradite)「灰鉄柘榴石」
・ウバロバイト
 (Uvarovite)「灰格柘榴石」
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カーネリアン(Carnelian)

Carnelian.jpg

成分:SiO2
硬さ:6.5〜7
産地:インド

縞目のない無地の赤色のアゲート「瑪瑙」を言います。
岩石の空隙中に層状に沈殿したり、その崩壊によって生じた砂礫中から産出します。
石英の顕微鏡的な結晶が集まって塊状になったカルセドニー「玉髄」の中でも、珪酸沈殿の状態で組織に粗密ができて、紅色になったり縞模様になるものをアゲートと呼びます。
この鉱物中に微量に含まれる鉄分の影響で、赤色や赤橙色、帯褐赤色などとなります。通常産出するときには色が薄く、加熱すると鉄分が酸化されて濃い色になります。
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カオリナイト(Kaolinite)

Kaolinite.jpg

成分 Al2Si2O2(OH)4
硬さ 2〜2.5
産地 イギリス

アルミニウムの含水珪酸塩で、カオリン鉱物中では最も代表的なもの。カオリン鉱物には、このカオリナイトのほかにはディッカイト、エンデライト、などがありm中でも、このカオリナイトは最も低温で生成され、凝灰岩、花崗岩、長石などが変化したものとされています。
三斜晶系に属する小さな偽六角形の薄片状や燐片状の結晶を作るほか、塊状や緻密土状、粘土状の塊のものもあります。
色は、本来白色ですが、しばしば赤褐色や黒色に汚染されてしまいます。条痕は白色。
透明ないし半透明で、真珠光沢から土状光沢をもち、劈開は底面に完全で、断口は不平坦状を示します。
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カコクセナイト(Cacoxenite)「カコクセン石」

Cacoxenite.jpg

成分:(Fe2+,Al)25(PO4)17O6(OH)12・75O
硬さ:3〜4
産地:U.S.A

結晶水を含む燐酸鉄の鉱物で、鉱床の酸化帯中、低温成鉱脈中のリモナイト「褐鉄鉱」中に発見されます。
六方晶系の針状や毛髪状、、繊維状などで表れ、また、それらが中心から放射状に広がる扇状やボール状などでよく見られます。
色は、黄色や黄褐色、黄金色などで条痕は黄褐色となります。
なろ、日本の宝飾界でのカコクセナイトと言うと、紫色や茶水晶の地に黄色のゲーサイト・インクルージョンを含むものを示します。
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カバザイト(Chabazite)「菱沸石」

chabazite.jpg

成分:CaAl2Si4O12・6H2O
硬さ:4〜5
産地:アイルランド

ゼオライト「沸石」の一種で、玄武質溶岩の空洞中や一部の石灰岩中に生成する鉱物。
ハーモトーム「重十字沸石」やフィリプサイト「灰十字沸石」、ヘウランダイト「輝沸石」など他のゼオライトグループの鉱物やクォーツ「石英」、カルサイト「方解石」と共に産します。
三斜晶系(擬六方晶系)の偽六面体や菱面体の結晶をつくり、たいていは双晶になっています。
色は、無色や白色、帯黄色、帯ピンク色、サーモンピンク色、帯赤白色、帯緑色などで、条痕は白色を示します。
透明ないし、半透明でガラス光沢をもち、劈開は一方向に明瞭です。
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カバンサイト(Cavansite)「カバンシ石」

Cavansite.jpg

成分:Ca(V4+O)Si4O10・4H2O
硬さ:3〜4
産地:インド

凝灰岩中などに、スティルバイト「束沸石」や同じ化学組成のペンタゴナイト「ペンタゴン石」などと共産する鉱物。
斜方晶系の結晶が球状に集合したものなどでよく見られます。
色は、深い青色をしていますが、それは、この鉱物の主成分のバナジウムの作用によるものです。
半透明ないし不透明で、稀には透明石もあり、真珠光沢およびガラス光沢を帯びています。
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カヤナイト(Kyanite)「藍晶石」

Kyanite.jpg

成分:Al2SiO5
硬さ:4.5〜7
産地:ブラジル

礬土質の片岩中に産出する珪酸アルミニウム鉱物で、アンダリュサイト「紅柱石」、シリマナイト「珪線石」とは同質異像です。
三斜晶系の刃状結晶、卓状結晶体などでよく見られ、その他には繊維状や塊状で発見されることもあります。
色は、白色や帯緑色などのものもありますが、藍青色がこの鉱物特有の色とされています。条痕は無色。
透明ないし半透明でガラス光沢があり、劈開は完全で断口は不平坦状を示します。
硬度は方向によって異なり、上下軸では4.5、これに直角には7で、そのためディスシーン「二硬石」の別名もあります。
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カルカンサイト(Chalcanthite)「胆ばん」

Calcanthite.jpg

成分:Cu2+SO4・5H2O
硬さ:2.5
産地:U.S.A

硫酸塩鉱物の一つで、化学的な名称では硫酸銅となります。
銅または鉄のほかの含水硫酸塩と共に二次鉱物として産出し、この酸化作用はたいてい、天からふる雨によってもたらされ、また、逆に地底から湧き上がる熱水も、鉱脈を変質させることがあります。その他、鉱脈の横杭や縦杭に水が浸透して、天井や地番に皮殻状や鍾乳状で形成されることもあります。
三斜晶系に属する短柱状や厚板状の結晶をつくり、他には鍾乳状や繊維状、塊状、粒状、緻密、皮膜状のものもあります。
色は空色から濃青色、帯緑色までありますが、乾燥した空気中では、脱水して表面より不透明緑白色になってしまいます。条痕は無色。
透明ないし半透明でガラス光沢をもち、劈開は無く、断口は貝殻状を示します。
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カルサイト(Calcite)「方解石」

Calcite.jpg

成分:CaCO3
硬さ:3
産地:メキシコ

クォーツ「石英」と共に最もポピュラーな脈石鉱物で、アラゴナイト「霞石」とは同質異像となります。
六方晶系に属して、多種多様の晶相のものがありますが、通常は平たい結晶の「釘頭状」と、とがっている「犬牙状」の二種類が良く見られ、その他には塊状で産することもあります。なお、石灰岩や大理石は、この結晶の粒状集合体です。
サン方向(菱面体方向)に完全な劈開があって、割るとマッチ箱をつぶしたような菱形になります。
色は、純粋なものは無色ですが、鉄分を含むと黄色、マンガンが入るとピンク色となり、他にも灰色や緑色、青色などのものがあります。条痕は白色か灰色を示します。
透明ないし不透明で、複屈折が高いために、この鉱物を通して物を見ると、二重に見える現象が生じます。
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カルセドニー(Chalcedony)「玉髄」

Chalcedony.gif

成分:SiO2
硬さ:6.5〜7
産地:U.S.A

様々な岩石、特に溶岩の空洞の内面に生成する鉱物。珪酸を多量に含む溶液が比較的低温で沈殿してできるのが、一般的とされています。
二酸化珪素の微晶質鉱物の変種でm腎臓状やブドウ状、鍾乳状の塊で産出します。
色は、白色や灰色、青色、淡褐色、暗褐色、黒色など様々で、条痕は白色を示します。
透明ないし不透明でガラス光沢をもち、劈開は無く、断口は貝殻状となります。
ところでmこのアルセドニーの中でも縞模様があったり、インクルージョンが含まれたり、美しい色のものはアゲート「瑪瑙」と呼ばれています。また、これらのうち赤色のものはカーネリアン、緑色のものはクリソプレーズという別名をもちます。
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ガレーナ(Galena)「方鉛鉱」

Galena.jpg

成分:PbS
硬さ:2.5〜3
産地:U.S.A

鉛のほとんど唯一の鉱石で、熱い溶液が地殻の表面近くまで上昇して、熱水鉱脈中に生成します。よく、フローライロ「蛍石」やクォーツ「石英」、カルサイト「方解石」、スファラライト「閃亜鉛鉱」、パイライト「黄鉄鉱」などと共産し、比較的よく見られる鉱物です。
等軸晶系の立法体や、八面体の結晶を形成するほか、塊状や粒状、繊維状のものなどがあります。また、腐食のために面角が丸くなったり、面の虫食い状の穴があいているものもあります。
色、条痕とも鉛灰色で、新しい面は光の強い金属光沢をもつ塊状のものには、六面体面にきわめて完全な劈開があり、断口はやや貝殻状を示します。
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カンクリナイト(Cancrinite)「カンクリン石」

Cancrinite.jpg

成分:Na6Ca2AlSi6O24(CO3)2
硬さ:5〜6
産地:U.S.A

16種からなるカンクリナイト・グループに属する鉱物で、多くの火成岩中に生成します。塩基性岩石に一次鉱物として生成するか、霞石の変質鉱物として生成し。閃長岩中にソーダライト「方ソーダ石」と共産することが多く、また、片麻岩などの高度の広域変成岩中から発見されることもあります。
六方晶系に属す珪状結晶をつくることもありますがごく稀で、多くは塊状で産出します。
色は、無色や白色、黄色、オレンジ色、ピンク色、帯赤色、帯青色などのもので、条痕は無色となります。
透明から半透明で、ガラス光沢か真珠光沢、油脂光沢をもち、劈開は完全で、断口は不平坦状を示します。
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キャシテライト(Cassiterite)「錫石」

Cassiterite.jpg

成分:SnO2
硬さ:6〜7
産地:中国

錫の主要鉱石で、高温の熱水鉱脈中に、クォーツ「石英」やチャルコパイライト「黄銅鉱」、トルマリン「電気石」を含む鉱物と共産します。
正方晶系に属す柱状や低い錐状結晶体で発見されるものがあり、また、接触双晶、透入双晶、反復双晶などで見られることもありますが、多くは塊状や粒状、砂状などで確認されます。
色は、帯黄色や赤褐色、褐黒色のもの、また、黄色、灰色、白色、無色のものなどがあり、条痕は白色、灰色、帯褐色を示します。
透明ないし不透明で、劈開はなく、断口は不平坦状からやや貝殻状となります。
この鉱物は重くて硬く、金剛光沢が強く反射することから、ティン、ティン・オア、ミラー・ティンなどとも呼ばれています。
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キャストライト(Chiastolite)「空晶石」

Chastolite.jpg

成分:Al2SiO5
硬さ:7.5
産地:中国

アンダリュサイト「紅柱石」の変種で、珪酸礬土鉱物の変質鉱物です。また、カヤナイト「藍晶石」、シリマナイト「系線石」とは同質異像鉱物です。
アルミナに富んだ水成岩と火成岩との接触変成帯や雲母片岩中、ペグマタイト中などに産出しますが、カヤナイト、シリマナイトと比べると、この鉱物は低温低圧側でできるのを特徴としています。
斜方晶系の短柱状結晶で、その底面に平行な断面で黒十字形の炭質物質を含有した不透明石のことを言い、俗にクロスストーンまたはマルクとも呼ばれています。
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キュープライト(Cuprite)「赤銅鉱」

Cuprite.jpg

成分:Cu21+O
硬さ:3.5〜4
産地:ナミビア

銅鉱床の酸化帯で見られ、コッパー「自然銅」やマラカイト「孔雀石」、アズライト「藍銅鉱」、チャルコサイト「輝銅鉱」などと共産すぐ鉱物。
等軸晶系に属する八面体や六面体、十二面体の結晶をつくったり、塊状や緻密、粒状のものなどがあります。
色は、赤色や暗赤色、帯紫赤色ほぼ黒色のものなどがあり、条痕は赤褐色を示します。
透明ないし半透明で、金剛光沢とやや金属光沢、または土状光沢をもちます。
硬度が低く脆いためにカットするのは困難とされ、また、カット面が変化を受けて2〜3年で黒変することがあります。
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2006年03月22日

クーケイト(Cookeite)「クーク石」

Cookeite.jpg

成分:LiAl4(Si3Al)O10(OH)8
硬さ:2.5
産地:U.S.A

クローライト「力泥石」グループの一種の、リシウム鉱物。
火成岩、堆積岩、変成岩の造岩鉱物として分布し、また、ペグマタイト中にも産出します。
単斜晶系に属しますが、偽六方晶系の板状結晶体で発見される他には、丸い集合体で見られることもあります。
色は、白色や帯黄色、淡紅色、緑色、褐色のものなどがあります。
半透明でガラス光沢をもち、劈開は一方向に完全で、マイカ「雲母」とよく似ていますが、その劈開片は弾力性に乏しく、撓曲してもすぐに砕けてしまい、短軸性のものを中心とした6区分に分かれます。
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クォーツ(Quartz)「石英」

Quartz.jpg

成分:SiO2
硬さ:7
産地:ブラジル

代表的なペグマタイト性鉱物で、造岩鉱物の第一にあげられ、各種の岩石中に含まれたり、鉱脈で金属鉱石と共に産出したりします。
六方晶系の柱状結晶体で見られ、またmそれらが晶相をなしたものや、塊状、粒状、団塊上、鍾乳状、微晶質などでも発見されます。
色は、無色や黄色、褐色、黒褐色、ピンク色、紫色、緑色、青色など多様でsyが、条痕は白色を示します。
透明ないし半透明で、ガラス光沢をもち、劈開は無く、断口は不平坦状から貝殻状となります。
珪酸(SiO2)を主成分とすつクォーツは、その色、透明度、結晶の集合構造などで各種に分類され、これらをまとめてクォーツ・グループとしています。
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グラファイト(Graphite)「石墨」

Graphite.jpg

成分:C
硬さ:1〜2
産地:アルゼンチン

炭素の単体鉱物で、黒色で高度1と大変に軟らかく、同じ素体で同質異像の光り輝く高度10のダイヤモンド「金剛石」とは大変な違いがあります。
粘板岩や片岩などの変成岩に生成します。六方晶系の板状結晶体で見られるほかには葉片状や放射状、鱗状、粒状などで発見されることもあります。
色は、黒色や黒灰色で、条痕は鋼灰色を示し、不透明ですが、金属光沢をもちます。
結晶体では底面に完全な劈開があり、断口は不平坦状です。
耐火、耐薬品性で電導性も良く、従って電極や電子が用材料、耐火物、鉛筆の芯などの広い用途があります。
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クリーダイト(Creedite)「クリード石」

Creedite.gif

成分:Ca3Al2(SO4)(F,OH)10・2H2O
硬さ:3.5〜4
産地:U.S.A

ハロゲン化鉱物の一つで、よくゴールド「金」と共存しています。
単斜晶系の斜角柱状や粒状結晶体で発見される他には、放射状に集晶したものなどでも見ることができます。
色は、無色や白色、ローズ色ライラック色、赤紫色などのものがあります。
透明ないし半透明でガラス光沢をもち、劈開は一方向に完全です。
ごく希少石の一つで、この石のカットされたものは、世界中にほんの僅かしかないと言われ、大きさも2カラット以下の小サイズ石だそうです。
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クリストバライト(Cristobalite)

Cristobalite.jpg

成分:SiO2
硬さ:6.5〜7
産地:U.S.A

クォーツ「石英」の同質異像で、1470℃と1713℃間の変体鉱物ですが、さらに熱学的に分類すると、低温型の、αクリストバライトと高温型のベータクリストバライトに分けられます。このα型を加熱すると常圧下では198〜240℃でベータ型に変わると言われています。
αクリストバライトは、正方晶系(擬等軸晶系)の八面タイヤ十二面体の結晶で、無色ないし白色のもので見られ、ベータクリストバライトは、当時ク晶系の皮殻状や脈状などに低温で生成される場合と、高温で火成岩中の晶洞などに産出する場合とがあります。
この鉱物はよく、オブシディアン「黒曜石」にインクルージョンとして見られ、小さく点在するものをスノーフレーク・オブシディアン、大きく点在するものをフラワー・オブシディアンと呼んでいます。
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