2006年04月04日

ターコイズ(Turquoise)「トルコ石」

turquoise.jpg

成分:Cu2+Al6(PO4)4(OH)8・4H2O
硬さ:5〜6
産地:U.S.A

6種類あるターコイズ・グループの中の一つで、名称が色の名前(ターコイズ・ブルー)にも使われるように、その美しい空色が特徴とされる鉱物です、その空色の発色は、含有された洞(Cu)の作用によるもので、これは鉄(Fe)に置き換わることができます。
ちなみにこの鉱物の組成がFe>Cuになると緑色のチャルコシデライト「鉄トルコ石」に、洞(Cu)の変わりに亜鉛(Zn)が主成分になるとファウスタイト「ファウスト石」となります。
三斜晶系の微少結晶で発見されることもありますがごく稀で、多くは塊状や腎臓状、皮膜状などで産出します。
結晶は透明でガラう光沢をもち、塊状のものはにぶい光沢をもちます。劈開は良好で断口は貝殻状を示します。
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ダイオブサイド(Diopsaido)「透輝石」

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成分:CaMgSi2O6
硬さ:5.5〜6.5
産地:U.S.A

苦土質石灰岩中に、接触変質作用または広域変質作用によって生じる鉱物で、ヘデンベルガイド「灰鉄輝石」CaFeSi2O6とは類質同像。
単斜晶系の柱状結晶体や粒状の集合体、葉片状の塊などで発見されます。
色は、白色や灰色、淡緑色、濃緑色、褐色、黒色、クロム緑色などのものがあり、また、稀には青色のものも見ることができます。条痕は白色か灰色です。
半透明ないし透明で、ガラス光沢をもち劈開はほぼ直交するニ方向に完全です・
断口は不平坦状を示します。
この鉱物に針状のマグネサイト「菱苦土石」がインクルージョンすると、スターやキャッツ・アイ効果が見られます。
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ダイオプテーゼ(Dioptase)「翠銅鉱」

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成分:Cu2+SiO2(OH)2
硬さ:5
産地:ナミビア

乾燥地域の銅の酸化帯に、カルサイト「方解石」やドロマイト「苦灰石」、リモナイト「褐鉄鉱」クォーツ「石英」などと共産する鉱物。六方晶系に属した極めて小さい短柱状や菱面体式の結晶体で見ることができます。
色は緑色や帯青緑色で、半透明ないし透明石のため、1785年に最初にカザフスタンで発見されたときにはエメラルドと間違われました。しかし、エメラルドとは結晶も成分も違うことがわかって、1797年にダイオプテーゼと命名されました。
ガラス光沢をもち、劈開は菱面に完全です。
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タイガー・アイ(Tiger's eye)「虎め石」

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成分:NaFe(SiO3)2+混合物
硬さ:7
産地:南アフリカ共和国

アンフィボール「角閃石」の一種のクロシドライト「青石綿」という鉱物に石英がしみこんで硬くなり、その原石の青色が酸化して、金褐色や気褐色に変化したものを言います。
単斜晶系の細くてしなやかな繊維状の結晶で見られます。
この鉱物が示す気褐色の色は、鉄分を含有しているためで、これを加熱処理して、鉄分を赤鉄鉱に変化させると赤褐色になり、これをレッド・タイガー・アイ「赤虎目石」と呼んでいます。また、酸処理で鉄分を溶出させ、脱色して淡黄色や短灰色にしたものは、キャッツ・アイ石や淡灰色にしたものは、キャッツ・アイ石の代用品とされています。
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ダイヤモンド(Diamond)「金剛石」

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成分:C
硬さ:10
産地:南アフリカ

万物中の至宝にして宝石の冠たるものですが、成分は純然たる炭素でグラファイト「石墨」となんら異ならない鉱物です。
砂鉱をなす他に、金バレー岩と称される角礫状黒雲母橄欖岩中に、血赤色のガーネット「柘榴石」などと共産します。等軸晶系の八面体、十二面体、六面体の基本結晶体と、それらの組み合わせの各種の双晶を示したり、また結晶面が湾曲したり、形状がゆがんだり、双晶をなしたりと多種の形状で産出します。
色は、無色を基準としてキロや褐色、青色、緑色、オレンジ色、ピンク色のものなどもあり、条痕は白色を示します。
透明で金剛光沢をもち、八面体に平行な4方向に完全な劈開があります。
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ダトーライト(Datolite)「ダトー石」

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成分:Ca2B2Si2O8(OH)2
硬さ:5〜5.5
産地:ロシア

硼素を含む珪酸塩鉱物の一つで、鉱脈や玄武岩質火成岩の空洞中に生成します。カルサイト「方解石」やクォーツ「石英」、ゼオライト「沸石」族などの鉱物と共産します。
単斜晶系に属する短柱状や板状の結晶をつくる他、粒状やブドウ状、緻密な塊状などのものもあります。
色は、無色や白色、淡黄色、淡緑色、ピンク色、帯赤色などで、不純物を含んでいると褐色になります。条痕は無色。
透明ないし半透明で、ガラス光沢をもち、無色透明のものはクォーツに似ていますが、硬度が低く劈開がありませんので、区別ができます。断口は不平坦状ないし貝殻状を示します。
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タンザナイト(Tanzanite)

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成分:Ca2Al3(SiO4)3(OH)
硬さ:6〜7
産地:タンザナイト



1967年にタンザニアから発見された青色透明のゾイサイト「ゆうれん石」に対して、ニューヨークのティファニー社が産出国にちなんで命名した商品名でしたが、現在では本来のブルーゾイサイトという名前よりも、こちらの方が一般化されてしまいました。
ゾイサイトについては、変成岩中や石英脈中、ペグマタイト中などから産出する鉱物で、斜方晶系に属する柱状や針状で発見される他には、塊状などでも見ることができます。中将結晶のものには垂直な著しい条線があり、劈開は一方向に完全で、断口は不平坦状を示し、ガラス光沢をもっています。
色は、灰色や淡褐色、緑色、ピンク色などのも色のものがあります。
タンザナイトの青紫磯は、微量のバナジウムを含有しているためだとされています。条痕は無色。
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タンタライト(Tantalite) 「タンタル石」

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成分:(Fe2+,Mn2+)O・Ta2O5
硬さ:6
産地:ブラジル

コルンバイト「コルンブ石」(Fe2+,Mn2+)O,Nb2O5をTa2O3をTa2O3で置換した鉱物で、タンタル(Ta)の含有の多いものを言い、ニオブ(Nb)の多いものをコルンバイトとしていますが、両者はあらゆる割合に混溶しますので、中間のものは区別するのが困難とされています。
ペグマタイト中に比較的普通に産出します。斜方晶系の柱状や板状の結晶体で発見されたり、他には塊状などで見ることがあります。
色は黒色や帯褐黒色、帯赤褐色 のものなどがあります。
やや金属光沢ないし金剛光沢を放つ、不透明石ですが、このシリーズのマンガノタンタライトは美しい赤色透明石です。
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ダンブライト(Danburite)「ダンブリ石」

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成分:CaB2(SiO4)2
硬さ:7〜7.5
産地:U.S.A

スカルン中に産する硼素を含んだ珪酸塩鉱物で、しばしばアキシナイト「斧石」などと共産します。
斜方晶系の柱状結晶で、その面角や晶相がトパーズとよく似ていますが、こちらは底面に劈開がなく、また、硬度も多少低いので識別が可能です。
色は、無色や白色、ピンク色、淡黄色、濃黄色、帯黄褐色、褐色のものなどがあります。
透明ないし半透明で、ガラス光沢ないし脂光沢をもち、特に結晶面は光沢が大きく、無色、透明のものは、昔ダイヤモンドの代用品に用いられたそうです。
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チャルコパイライト(Chalcopyrite)「黄銅鉱」

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成分:CuFeS2
硬さ:3.5〜4
産地:ペルー

銅の最も重要な鉱石鉱物で、鉱脈中にパイライト「黄鉄鉱」やシデライト「菱鉄鉱」と共産したり、クローライト「緑泥石」に覆われた安山岩中の割れ目から発見されたり、また、スファラライト「閃亜鉛鉱」と共にクォーツ「石英」に覆われて現れたりします。
正方晶系の扁平な三角形の結晶で、それが二個組み合わさって双晶をなすものもあり、他には塊状やブドウ状、腎臓状などで見られることもあります。
色は真ちゅう色で、条痕は緑黒色となり、金剛光沢をもちます。また、時として表面が変色しやすく、長い年月を経ると黒色に変色してしまいます。
宝石用のカット石は「オリエンタル・ゴールド」と呼ばれています。
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チャロアイト(Charoite)

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成分:K(Ca,Na)2Si4O10(OH,F)・H2O
硬さ:5
産地:ロシア

1978年に新鉱物として認定されたもので、それ以前からも彫刻用の石材としては利用されていました。
単斜晶系に属して、通常は黒色部はエジリン「錐輝石」、帯緑灰色部はマイクロクリン「微斜長石」、オレンジ色部は新鉱物のティ無くサイトなどの鉱物集合体として、繊維状や放射状で産出します。
色は、淡紫色から鮮紫色のものまで見られ、ガラス光沢をもちますが、透明感はありません。
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チューライト(Thulite)「桃れん石」

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成分:Ca2Al3(SiO4)3(OH)
硬さ:6〜7
産地:ノルウェー

ゾイサイト「ゆうれん石」の一種で、ピンク色の不透明塊状のものを言います。
変成堆積岩や花崗岩など、いろいろな岩石中に生成します。
斜方晶系のすだれを連ねたような外観の塊状の晶癖をもちます。
この鉱物が示す桃色またはバラ紅色は含有されたマンガンの作用によるもので、そのためにマンガンゆうれん石とも言われています。条痕は無色。
やや鈍い真珠光沢をもち、劈開は完全で、断口は不平坦状から貝殻状となります。
著しい多色性を示すのを特徴としています。
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チルドレナイト(Childrenite)「チルドレン石」

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成分:Fe2+Al(PO4)(OH)2・H2O
硬さ:5
産地:ブラジル

イオスフォライト「曙光石」Mn2+Al(PO4)(OH)2・H2Oとシリーズで、Feの一部がMnと置換すると近づきます。
斜方晶系の柱状結晶や錐形結晶、両錐形結晶などと結晶体のみで発見されます。
色は、褐色や帯黄褐色、黄金色などのものがあり、ガラス光沢ないし樹脂光沢をもちます。
半透明石が多く、透明石は結晶も小さく、希少産です。
劈開は不完全で、断口は不平坦状ないしやや貝殻状を示します。
イオスフォライトのカット石はよく見られますが、この鉱物のカット石は少なく、入手も困難となります。
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テクタイト(Tektite)

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成分:混合物により異なります。
硬さ:5〜6
産地:タイ

宇宙空間から飛来して、地球に落下したと思われているメテオライト「隕石」の一種で、ガラス質のものをいいます。
地表近くに、小円盤状やそろばん玉状、流線形状で産出するため、地球の地盤下から噴出したものではないかと考えられています。
通常は不透明石で、色は黒色や無色、褐色のものなどがあります。また、旧チェコスロバキア産の緑色で透明のものは、モルダバイトとよばれています。
他にも産地によって、オーストラリア(オーストらライト)、フィリピン(フィリピナイト)、インドネシア(ジャワナイト)、アメリカ(ベディアサイト)などの呼び名があります。
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デクロワザイト(Descloizite)

tektite.jpg

成分:PbZn(VO4)(OH)
硬さ:3〜3.5
産地:U.S.A

バナジウム酸塩鉱物の一つで、鉱脈や鉱床の酸化帯に、二次鉱物として生成します。
斜方晶系に属する錐状y卓状、柱状の結晶をつくりますが、結晶面が粗いものや不平坦状のものが多く見られます。
その他、皮殻状や羽毛状の塊やぶどう状などので産出します。
色は、橙赤色から帯赤褐色、帯黒褐色まであり、条痕は、黄橙色ないし赤褐色を示します。
透明から半透明で、ガラス光沢ないし油脂光沢をもちます。劈開はなく、断口は不平坦状から貝殻状となります。
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テノライト(Tenorite)「黒銅鉱」

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成分:Cu2+O
硬さ:3.5〜4
産地:U.S.A

銅鉱床の酸化帯に、クープライト「赤銅鉱」やリモナイト「褐鉄鉱」、クリソコラ「珪孔雀石」、アズライト「藍銅鉱」などと共に産出し、また、火山の溶岩に表面に昇華物として結晶することもある鉱物です。
単斜晶系に属して、薄い板状や燐片状、放射星状などで発見され、他には薄い双晶の集合体や、羽毛状のもの、複雑な樹枝状の模様を示すものなどがあります。
色は、黒灰色や鉄灰色、黒色などのものがあり、また、ごく薄い裂片は通過光線で褐色に見えます。条痕も同じ。
仏汚名で金属光沢をもち、劈開はなく、断口は貝殻状ないし不平坦状を示します。
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テフロイト(Tephroite)「テフロ石」

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成分:Mn22+SiO4
硬さ:6
産地:U.S.A

オリビン「橄欖石」グループの中の一つで、灰色のものが多いので、灰色マンガン鉱とも言います。
ロードナイト「バラ輝石」などを伴って、ロードクロサイト「菱マンガン鉱」やアレガニーアイト「アレガニー石」などのマンガン鉱物と共産します。
斜方晶系に属し、大半は塊状ですが、稀には橄欖石のような結晶体で見られることもあります。また、フォルステライト「苦土橄欖石」と混晶を作って、その中間物をピクロテフロイト「苦土テフロ石」と言っています。
色は、灰色や帯青灰色、帯緑灰色にもなどがありますが、時間が経つと色褪せてしまいます
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テルリュウム(Tellurium)「テルル」

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成分:Te
硬さ:2〜2.5
産地:メキシコ

重金属元素の一つで、本鉱山からの産出よりも、含金石英鉱脈中に多量に含まれていることが多く、元素としてのテルルの発見もテルル金鉱からでした。
通常は、陶器に似た緻密なクォーツ「石英」中に、六方晶系の結晶が六角柱状や小球状で発見され、また、含金石英脈中に含まれるものは針状や粒状などで見ることができます。
色は、純白色や錫白色のものなどがあり、条痕は灰色を示します。
強い金属光沢をもち、一方向に完全な劈開があります。
この鉱物を含有した石英は黄色くなり、また、濃硫酸に浸すと溶けて特有の紫赤色となります

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デンドリチック・アゲート(Dendritic agate)

dendriticagate.jpg

成分:SiO2+酸化マンガン
硬さ:7
産地:マダガスカル

モス・アゲート「苔瑠璃」の一種で、樹枝状インクルージョンを示すものを言います。
マンガンの水溶液が、アゲート「瑠璃」やカルセドニー「玉髄」の亀裂中に浸透した後、再結晶して美しい黒色の樹枝状模様を生成するものです。時には骨格状や網目状の形状を示すもの、シダ状や木の葉状のものなどがありm中でも風景画的なものは、ランドスケープ・アゲートと呼んでいます。
このデンドリチック・インクリージョンは、アゲートのほかにはロック・クリスタル「水晶」中に生成されることが多く、他にはローズクォーツ「紅水晶」中にも見られることがあります
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デンドリチック・クォーツ(Dendritic quartz)「樹枝入り水晶」

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成分:SiO2+酸化マンガン
硬さ:7
産地:ブラジル

透明のロック・クリスタル「水晶」中に、酸化マンガンによる樹枝状インクージョンの含まれたものを言います。
マンガン分が水溶液の形で水晶結晶の亀裂中に浸透して、その後に再結晶して、美しい黒色の樹枝状模様のインクルージョンを生成するもので、このデンドリチック・インクルージョンは後生インクルージョンの代表的なものです。
また、時には骨格状や網目状の形状を示すこともあり、複雑な美しい模様は特に珍重されています。
このデンドリチック・インクルージョンは水晶中に生成されることが多いのですが、他にもアゲート「瑠璃」内やローズ・クォーツ「紅水晶」中にも見られることがあります。
なお、その石質に関係なく、樹枝状や洋歯状のデンドリチック・インクルージョンの内包のある石をデンドライトと呼び、日本名は「模樹石」あるいは「シノブ石」と言っています。
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